ひざくりげの保有銘柄のミンカブですが、現在の株価が軟調でいまいち上昇してきません!機関投資家の空売りが相次いでいて上値を抑えられている印象があります。一方で、JPモルガン証券(JPM)グループであるJPモルガン・アセットは8月31日に保有株式が5%を超えた(772,900株取得)として、大量保有報告書を9月3日に提出しています。(ソースは下記のリンク)
機関投資家が何をしているのか、JPMを例に考察してみたいと思います。
JPMの買い集め手口考察
空売り残高の推移
下記は空売りネットさんで調べたミンカブの機関投資家別空売り残高のJPMのみを集めた表です。8月4日に決算を発表して以来、空売りを積み重ねていることが分かります。JPM以外にも機関投資家が売りまくっていたため株価は暴落しました。
JPMの動きをチャートにプロット
ここで下記の日足チャートに、JPMの空売りした場合は赤色でJPMが買い戻した場合は青色でマークしていきます。8月31日に大量保有報告書を提出したことを考えると、31日までの期間に買い集めていたことになります。信用買いが積みあがっていたところに、空売りを仕掛けて個人投資家に追証を発生させたりして売却させて株価を下げ、買い集めていたであろうことが分かります。上値を限定しせこせこと下値で買い集めて31日に5%を超えさせて報告義務が発生したと思われます。
買い集めが長期にわたる根拠
31日だけで買い集められないことは、売買高を見ることで分かります。売買高を見るとだいたいの日にちで今回JPモルガン・アセットが買い集めた772,900株以下の出来高であることが分かります。つまり、一日JPモルガン・アセットが全て買い注文をしたとしても772,900株を1日で集めることはあり得ないということが分かります。つまり、空売りを重ねながら上値を限定しつつ株を買い集めていたということが容易に想像できます。
何故買い集めるのか、利益のため!
機関投資家が何故買い集めるか考えてみます。どう考えても安値で仕入れて高値で売り利益を得るためでしょう。何故高値で売れると思っているかというと、ミンカブという会社の成長性が魅力的で将来必ず株価が上昇し高値で売れると想定しているから以外に考えられません。それ以外にありますでしょうか。もしあればコメントください。。。(笑)
資金力があれば、こんなえげつないことも出来るんですよね。相場操作なんて簡単ですね。。。ですがそう考えると、短期的には株価上昇が見込めないかもしれませんが、中長期的にはミンカブの将来性は安泰といってもいいのかもしれません。何より空売りをしかけている機関投資家が買い集めているのですから。
結論
中長期は買いの一択!
機関投資家が買い集めているのが何よりの証拠!資金力のある機関投資家の動向には個人投資家が立ち向かうのは無理。長いものには巻かれろ。と言ったところでしょう。資金力のある方は下がるたびに買い増ししていくのもありかもしれません。
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