ザラ場中(取引時間中)の決算発表に機関投資家の高速取引の手口を分析!損切逆指値を狙い撃ちされる?要注意!

ザラ場中(取引時間中)に決算発表をしている銘柄がありますが、機になる動きを発見したのでご紹介いたします。今回例としてご紹介するのは三菱重工、トヨタ自動車、大和ハウスです。いずれも誰もが知っている大企業だと思います。これら銘柄はザラ場中に決算発表をしました。

実際の決算発表当日の株の値動き

【三菱重工8月3日決算発表日の5分足】

決算発表時間:13:30
値幅:約120円

【トヨタ自動車8月6日決算発表5分足】

決算発表時間:13:25
値幅:約270円

【大和ハウス8月7日の決算発表5分足】

決算発表時間:13:25
値幅:約90円

決算発表と同時に、株価が瞬間的に下落(上昇)し、その後一気に反発して上昇(下落)していることが分かります。今回は5分足としてますが時間がある方は1分足でも見てみてください!本当に殺人的な株価の値動きです!

何故急上昇(下落)して急反発するのか?

この株価の動きを引き出しているのは機関投資家のアルゴリズム取引だと思います。そう思う理由は二つあります。

・個人投資家にはここまで株価を動かせる資金力がない → 資金力のある機関投資家の仕業
・決算発表と同時に秒単位で値動き → 人間が決算を読んで売買できない、機械的な売買

個人投資家が大型株を数十円~数百円を動かせるだけの資金力はありません。(もちろん大金持ちの方はできるかもしれませんが。)また、人間が決算発表を張り付いて対応していたとしても、サイトを開き、数字を読みこみ、売買するためには、死ぬほど練習したとしても最低でも1分はかかると思います。これは分単位の動きではなく秒単位の動きなので、人間業ではないことが言えます。

では、機関投資家のアルゴリズム取引として、何故このようなことをするのでしょうか?それはもちろん儲けるためです。
個人投資家が決算発表を跨ぐということで急落や急騰を警戒して、損切の逆指値を入れているかと思います。それを決算発表と同時に株価を操作し根こそぎ損切させて利益を得ているのだと思います。こんなのもはや決算殺人ですよね!(笑)もちろん、個人投資家もデイトレードを専門としていて、ずっと張り付き急反発したところでエントリーすれば儲けることはできるかもしれないですが、人間が太刀打ちするには相当な経験と技が必要だと思うので、自信のある人以外は要注意です。

今回の決算発表ではこういった人間業ではない取引が増えている印象なので、個人投資家が短期で勝つのは非常に難しい状態かもしれません。また、中長期で取引している方でも決算跨ぎ銘柄を持っている人は、損切逆指値を狙い撃ちされる恐れがあるので本当に要注意です!

 


 

 

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