今回お勧めしたい本は『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』です。ご存知の方も多いかもしれませんが、個人投資家のcisさんのトレーディングマインドを綴った本です。
cisさんの投資方法、投資をする上でのマインド(心理戦)等が書かれています。まるでテレビゲームに没頭する子供のように、株式投資という合法的な大人の金取合いゲームに没頭し、勝ち上がったcisさんの考え方は自分に通じるところがあり非常に参考になります。
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単行本:1650円
Kindle版:1485円
単行本を書店まで行くのは面倒ですよね。そういったときはAmazon等で購入するのがベストだと思います。持ち運びを考えて通勤等で読みたい方はKindle電子版がお勧め。利便性はともかく安く読めれば良いという方は、デジタルでなく本で読みたい方は単行本を買って、メルカリやペイペイフリマ等で売ってしまうのが効率的です。是非ご興味ある方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
印象に残ったフレーズ&感想
・本能に克てねば投資に勝てない
・上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる
・職業トレード職人
・世の中には期待値の高い法則や攻略法がある
・もっとも魅力的なギャンブルは東証というカジノ
ひざくりげの感想
cisさんがパチンコで稼いでいたように、私ひざくりげも大学時代に大学にも行かずにひたすらパチスロで稼いでいた時期がありました。(笑)パチスロというものは、レバーを叩く毎に機械に設定された確率(基本的には65536通り)で抽選しています。設定が6段階あり、65536通りの内、大当たりが何通りなのか、設定によって異なります。設定1が一番勝ちづらく、設定6が一番勝ちやすい設定となります。ただし、パチンコ屋さんも儲けないといけないので、世の中にはほとんど設定1しかありません。つまり何も考えずに売った場合の期待値はマイナスとなる=何も考えずに打つ世の中の大半の人は負けるのです。
では、どうやれば勝てるかということですが、スロットには攻略法があります。スロットには天井という機能があります。天井とはある一定期間当たらなかった場合は、強制的に当たるという救済措置です。つまり天井間際の台を打てば、例え自力で当てられなくても、天井まで打てば勝手に当たるという保険がかかります。また、台の基本的な当たる確率はネットで調べれば出てきます。また一回当たりの平均期待獲得枚数も計算できます。つまりどれくらい天井に近ければプラスの期待値があるかを理論的に計算できます。ただひたすら天井に近い台を打ち続ければ理論的に勝てます。辞めるときは即やめが基本です。期待値のない台は全く打たないのです。
何故、そんな期待値がある良い台が捨ててあるのかというと、天井に近い台の価値を知らない人、仕組みを知らない人が一定数いること、お金がなくて天井まで打てない人がいること、約束があり帰らなくてはならない人等がいます。そのような人が育て上げてくれた台を感謝しながら打ち続ければ勝てるのです。もちろん、期待値があるからと言って勝てるとは限りません。確率に弄ばれるのです。期待値のある台をひたすら打ち続けても、1日10万円負ける日もありますが、期待値は稼いだとして満足していました。最終的な結果を見れば、私は勝てていました。
当時の私にとってはパチスロは自給1500円程度の楽しいバイト感覚でした。行ってもいかなくても良い、いつでも好きな時に休める、何より時間が経つのが早い=楽しいバイトでした。パチプロとは働いても必ずお金が稼げるわけではない、減る可能性がある特殊なバイトでした。
株式投資も同じだと思ってます。頑張ったからといって勝てるかは分からないところや、大半は負けるところ、確率に弄ばれるところがそっくりです。ただパチスロと違い期待値が計算できないことが、非常に難しく、面白い要因だと思ってます。仮説と戦略を建てて期待値が+であろう投資法を編み出していくというゲームだと思っています。時間がかかっても良いので楽しみながら攻略法を模索して、資産を増やしていきたいと思ってます。
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