ミンカブについて
私ひざくりげのテンバガー銘柄銘柄&保有銘柄のミンカブについて金曜日に2021年3月期 決算説明会資料を発表しました。決算前に大きく下落して軟調が続いていますが、決算の内容がどうだったか今後の作戦をどうするかについて考察したいと思います。
決算について
2021年3月期実績
今回の通期連結業績が4,158百万円となりましたが、こちらは決算前のIRで業績の上方修正をしておりますので驚きは特にないですね。ミンカブのようなグロース株は基本的に売上高の伸びを注目すればよいと思っており(利益は後からついてく)ますので、売上高前期比49%を達成しており高成長を続けていることが伺えますね。
内訳としては、MEDIA事業も一定して伸びております。これは株探等のサイトの広告収入中心のビジネスモデルからサブスクリプション収入(定期課金型)へのシフトが好調であると言うことです。米国版株の発表や、MINKABUへのリブランドに伴うASET PLANERの導入もありますので今後も成長は見込めるかなと思います。一方で顕著な伸びをしているのがSOLUTION事業で、こちらは今期色んな業態との資本業務提携をして事業領域を拡大(種まき)をしておりますので来期も力強い成長が見込めそうです。
下記の通り改めて、いろんな業種との資本業務提携を実施しておりますね。瓜生社長のビジネス領域を拡大できる手腕と人脈がいかにスゴイかが分かりますね。それぞれの細かい内容は過去の記事で触れておりますので記事一番下に記載の過去の記事からご覧ください。
2022年3月期計画
今回の決算の一番のポイントはこちらの、QUICK社と日本経済新聞社との第三者割当増資の実施で35億円を調達したことにあります。第三者割当増資すると我々のような既存の株主にとっては株の価値が希釈化されてしまいデメリットもありますが、今回はこの業務提携を含む増資によるメリットの方が大きいと思いますので問題ないです。QUICK社は以前IRが出ておりましたのが、日本経済新聞社と提携できるとは驚きでした。日本経済新聞社は売上高約3300億円を出す(ミンカブは約42億円)、日本最大の経済情報メディアです。ビジネスパーソンは日経新聞等をチェックされている方も多いのではないでしょうか。決算資料にも書いてありましたが、利用者の57%が世帯収入800万円以上の高収入であるということかも、ミンカブの将来的な顧客となる可能性の高い方が多い層に向けてのアプローチだと思っています。このコラボは正直最強だと思っています。日本は金融リテラシーが低く、年収が高い方でも、株にギャンブルのイメージをもって敬遠していたり、そもそも働くことに夢中なのか殆ど銀行預金に預けて、資産運用をされていない方が多いと思います。この層を狙い撃ちできる日経との提携は非常にシナジーがあると思います。
その他にも、JAPAN ASSET MANAGEMENTとの資産形成支援のためのリアル店舗の展開や、FOLIOとAlpaca Japanと共にロボアドバイザーを2021年以内に展開する等、これまで豆まきしてきた業務提携を実際にビジネスとして実現していっております。ロボアドバイザーとか胸アツですね。先行しているウェルスナビの時価総額は1655億円です。ミンカブの時価総額は473億円。ウェルスナビ程度シェアを取ってこれば時価総額が追いつき、追い越すことも現実的だと思います。
今回来期の見通しも出してきました。売上高は53億円となり前年比27.4%です。数字的にはもっと出せるのではと思いましたが、見逃してはならないかっこ書きがあり、ロボアドバイザーやIFAサービス、QUICK・日経との提携効果はほぼ入っていないため、これは確実に上方修正してくると思ってます。ミンカブが掲げる売上高の早期100億円の達成は、30%程度の成長を続ければ2023年度には達成できますが、上記の業務提携を活かしてけば現実的な範囲だと思います!未来は明るいですね!!
今後の売買作戦について考察
ミンカブの日足1年チャートを見でめちゃめちゃ下落してます。ホルダーの方も流石に辛かったですね。ただここ数日陽線を付けて明らかに反発を開始し始めており、MACDも右肩上がりに転じようとしています。決算の内容は非常に強かったと思いますので、更に反発すると予想しています。明日の寄りからは一時的に売られる可能性はあるかもしれませんが、この内容であれば上にぶち破る可能性はあると思いますので、明日は明確な買い場となる気がしています。初期イナゴは良作戦です!私は余力があまりないので買い足せませんが、少しでも変えればいいなと思います。
機関投資家の空売り状況
機関投資家はここ数日ですさまじい量の買戻しをしており、一時期110万株程度あった空売り残高が最新の状況では60万株程度まで買い戻されました。今回は機関投資家のしてやったりですね。最高のタイミングで空売りされ、そして買い戻された感じです。今回、損切させられた個人投資家はかなりいたと思います。正直私も今回は買い戦略のエントリータイミングをミスっておりかなり痛い思いをしました、リスク管理をして適切なタイミングで入らないと機関投資家にやられてしまいますね。この反省を活かして次回また機会がこれば、しっかりとタイミングを見計らって短期買い戦略をしてみたいと思います。一方で今回良決算が出たので機関投資家の残る空売り残高60万株も買い戻される日は近いと思いますので猛烈な踏み上げ相場になる気もしています。
結論
明らかな良決算で株価上昇予想!
QUICKと日経新聞社による第三者割当増資は期待大!
様々な資本業務提携が花開き始める、まだまだ成長はこれから
株価は明確に反発して上がる予想、明日は明確な買い時、初期イナゴは良戦略!
あくまでこの分析はひざくりげの主観ですので、投資に関しては自己責任でお願いいたします。
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